プレミアリーグ

プレミアリーグを知ろう!

アーセナルのエンブレム

世界のトップリーグ、プレミアリーグの歴史をご紹介します。 そして、どんなリーグシステムなのか、クラブ格差についても解説していきます。

【3大リーグ】

プレミアリーグとはイングランド・プロサッカーリーグのトップに位置するリーグで、 イタリアのセリエA、スペインのリーガ・エスパニョーラと並ぶ世界3大リーグの1つです。 イングランドリーグは1888年に世界で最初にスタートしたプロリーグで、100年以上 の伝統を誇り世界最高峰のリーグの一つです。 プレミアリーグの特徴はスピードと当たりの強さ、そして得点シーンの多さです。 ワンタッチで回すパスのスピードが魅力で、現代のフットボールシーンにおいて最も エキサイティングなリーグと言っても決して過言ではありません。 全体的に攻撃的なチームが多く、セリエAのような失点を恐れる守備的なゲームは少なく 常にゴールへ向かうプレーを見ることができます。 また全ての試合がピッチと観客席の距離が近いサッカー専用スタジアムで行われるのも 魅力で、熱狂的なサポーターの応援が見るものを熱くします。

【システム】

プレミアリーグに所属するクラブは20チーム、その下にフットボールリーグ所属の ディビジョン1部、2部、3部が各24チームあり、合計92チームが プロフェッショナル・フットボール・リーグと呼ばれます。 プレミアリーグ、1部、2部の下位3チームは次シーズン、自動的に下部リーグに降格 となります。 1、2、3部からは上位2チームが上位リーグへ自動昇格、3位~6位までのクラブは プレーオフを行い、勝ち上がった1チームが昇格となります。

【クラブ格差】

プレミアリーグはイングランドのプロサッカーリーグではありますが、所属する選手の 国籍は50を超え、現在では英国籍以外の選手の人数も250人を超えています。 ビッククラブほど積極的に大物外国人選手を買い続けており、その結果クラブの中では イングランド人を見つける方が難しいチームもあります。 こうした移籍、チーム補強がリーグの各クラブの力の不均衡を生み出すことになり、 下位クラブとの格差は大きなものとなりました。 そしてこれは、現在におけるヨーロッパクラブ全体に言えることであります。